【S15最終608位 レート2000】3期連続計5度目のイルカマン軸レート2000構築【ポケモンSV】

イルカマン軸で3期連続、計5度目のレート2000に到達した構築です。
内容は前期とほぼ変わらないので簡潔に。メイン軸の立ち回りを少しだけ紹介します。
【パーティ一覧】

【最終結果】



【個体紹介】

イルカマン@パンチグローブ

性格:意地っ張り

特性:マイティチェンジ

テラス:格闘

203(220)-233(252)-119(12)-113-118(4)-125(12)

ビルドアップ/挑発/ジェットパンチ/ドレインパンチ

 

調整意図

S:-1準速パオジアン抜き

A:1積み闘テラスドレパンでH振り赫月ガチグマ確定

 

色違い3XL個体の大エース。前期と変更なし

サケブシッポ@メンタルハーブ

性格:臆病

特性:古代活性

テラス:はがね

221(244)-x-129(76)-85-135-170(188)

ステルスロック/電磁波/マジカルシャイン/アンコール

 

調整意図

S:ガブリアス抜き
B:竈オーガポンのA特化蔦棍棒高乱数2耐え

素早さラインだけ微調整。イルカマンの引き先。

トドロクツキ@ブーストエナジー

性格:意地っ張り

特性:古代活性

テラス:飛行

193(100)-184(68)-109(140)-x-122(4)-164(196)

龍の舞/身代わり/アクロバット/叩き落とす

 

調整意図

S:ウーラオス抜き

D:身代わり使用後、飛テラスで赫月ガチグマハイパーボイス&真空波耐え

B:身代わりが不一致イカサマ、キョジオーンの塩漬け、無振りヘイラッシャのウェーブタックル確定耐え。カイリューの鉢巻神速高乱数2耐え。

耐久と素早さラインが絶妙。



デカヌチャン@ゴツゴツメット

特性:型破り

性格:腕白

テラス:地面

191(244)-98(20)-121(100)-x-133(60)-125(84)

地均し/電磁波/アンコール/ステルスロック

 

調整意図

S:-1準速パオジアン抜き

B:特化カイリュー地震+神速耐え

D:テツノツツミのハイポン2耐え&イーユイの悪の波動2耐え&赫月ガチグマのブラッドムーン2耐え

電テラパオが重すぎて地面テラス地均しで電テラ透かし→アンコールを目論んだが、氷の礫やら、引かれてつらら落としの一貫ができたりとかで全然効果なし。変更余地あり。

テツノカシラ@食べ残し

特性:クォークチャージ

性格:臆病

テラス:フェアリー

175(76)-78-121(4)-164(172)-129(4)-165(252)

瞑想/身代わり/サイコノイズ/タキオンカッター

 

調整意図

S:最速

ママンロンゲパオに強い駒。ブリジュラスも起点にできる。選出画面で毒菱展開にも強い顔をしている。

ジャローダ@広角レンズ

特性:天邪鬼

性格:臆病

テラス:岩

169(148)-x-115-111(124)-115-179(236)

挑発/身代わり/リーフストーム/テラバースト

 

調整意図

S:110属抜き

受けル対策要員。受けるに対策されて機能せず。ドヒドは毒づきから入ってくるので、テラス身代わりから起点に。技外しが嫌なので、昔からジャロは広角レンズ。

【メイン軸】
今回はメイン軸となるイルカマン、サケブシッポ(デカヌチャン)、トドロクツキの立ち回りを軽く紹介する。受けループ、ママンロンゲパオなど一部受け寄りの構築以外はすべてこの選出となる。
100%初手にイルカマンを出し、サケブシッポに引く。相手がイルカマン(ナイーブ)交換読みで変化技だった場合はサケブシッポのアンコールで起点回避。攻撃技だった場合は後続の起点優先でアンコール、ステルスロック、電磁波で場づくり。
ポイントはサケブシッポが倒れてからとなる。すでに相手に見せているイルカマンから出したいところだが、トドロクツキから基本繰り出す。サケシの場づくりから龍舞で荒らし、最後にイルカマンでスイープの流れが最もスムーズにいく。唯一といっていい例外は、相手にイダイトウがいると読む場合。その場合はイルカ→サケシ→イルカ(テラス)→トドツキの流れとなる。

イルカマンで強引にでも1積みできた場合、HP半分ほどあればランキング上位のほとんどと殴り勝てる。カイリューに有効打点がないと見るや、カイリューはアンコールを繰り出しがち。そこで上から挑発を入れてから積むなどプレイング次第で小さな勝ち筋も生むことができ、現状これ以外の型はあまり考えられない。

イルカマン軸はその立ち回りの難しさから敬遠されることも多いが、同じ立ち回りを繰り返すことで相手の一般的な行動をインプット。初手のイルカマン強制交換を、6体全てに入っているアンコール、挑発、身代わりで有利不利を逆転し勝利に結びつける。

急所の被弾回数はおのずと増えるが、そこを割り切っても一定レベルで勝てる。今期は零度パオに多く対面したが、一度かわすことができれば相当有利に進められる。

【結果】

この順位なので、特に語ることもあらず。2000狙いではなく2100以上を常に狙っています。。。

【S14最終215位 レート2049】イルカマン軸4度目2000到達構築【ポケモンSVシングル】

イルカマン軸のパーティで4度目のレート2000達成

【パーティ一覧】

【順位】

 

【構築詳細】

Delfinator (Heldenform)

イルカマン@パンチグローブ

性格:意地っ張り

特性:マイティチェンジ

テラス:格闘

203(220)-233(252)-119(12)-113-118(4)-125(10)

ビルドアップ/挑発/ジェットパンチ/ドレインパンチ

 

調整意図

S:準速70属抜き

A:1積み闘テラスドレパンでH振り赫月ガチグマ確定

 

5期連続のエース。前期と変わらない調整。起点づくりブリジュラスを挑発ビルドで起点とし後続にまで負荷をかけられる、アシレーヌもHBでなければ1積ほどで押し切れる、ポリゴン2には挑発でトリル防ぎ、テラスを他に切らせていればドレパンの餌食など新環境にも一定レベルで戦うことができた。

 

Brüllschweif

サケブシッポ@メンタルハーブ

性格:臆病

特性:古代活性

テラス:はがね

219(244)-x-121(12)-85-135-179(252)

ステルスロック/電磁波/マジカルシャイン/アンコール

 

調整意図

S:最速。オーガポンなど110属抜き

 

5期連続イルカマンの引き先。イルカマンとともに調整は過去とほぼ変わらず。ブリジュラスに対してのコマンド選択は慎重に。でんじはハバタクカミの減少でやや追い風を得た。

 

テツノドクガ@食べ残し

特性:クォークチャージ

性格:臆病

テラス:毒

177(172)-x-193(100)-164(28)-137(52)-165(156)

身代わり/アシッドボム/ヘドロウェーブ/炎の舞

 

調整意図

S:最速ウーラオス抜き

B:鉢巻カイリュー神速耐え

D:ハバタクカミのシャドボ2耐え

 

前期から引き続き受けループ対策&低速受けサイクル&毒菱回収要員。受けループにグライオンが高確率で入っていて、今期はかなり攻略された。

 

トドロクツキ@ブーストエナジー

性格:意地っ張り

特性:古代活性

テラス:飛行

193(100)-184(68)-109(140)-x-122(4)-164(196)

龍の舞/身代わり/アクロバット/叩き落とす

 

調整意図

S:ウーラオス抜き

D:身代わり使用後、飛テラスで赫月ガチグマハイパーボイス&真空波耐え

B:身代わりが不一致イカサマ、キョジオーンの塩漬け、無振りヘイラッシャのウェーブタックル確定耐え。カイリューの鉢巻神速高乱数2耐え。

 

前期から努力値を微調整。Bに若干厚く振ったことでランドロス、オーガポンの岩石封じ程度を身代わりが耐えるようになった。

 

霊獣ランドロス@食べ残し

性格:意地っ張り

特性:威嚇

テラス:フェアリー

193(228)-194(92)-126(124)-x-104(28)-119(60)

ビルドアップ/身代わり/岩石封じ/地震

 

調整意図

S:岩石封じで最速オーガポン抜き

A:岩石封じ+地震で竈オーガポン確定一発

 

キョジオーン対策兼電磁波ハバタクカミ牽制。初手パオジアンが重いため威嚇を入れてデカヌチャンに引いてからサイクルで盤面を整える狙いがあったが、増加して剣舞パオに対応できなかった。オオニューラに対しても威嚇入れてからデカヌチャンに引くことで毒手猫騙しなどを回避し、電磁波が入れた後に対戦すれば起点にできる。初手にビルドランドは警戒されにくく、ランドロスとの対面で身代わりから全抜するなど一定の可能性を感じた。

 

Granforgita

デカヌチャン@ゴツゴツメット

特性:型破り

性格:腕白

テラス:飛行

191(244)-100(36)-121(100)-x-133(60)-123(168)

デカハンマー/電磁波/アンコール/ステルスロック

 

調整意図

S:準速キノガッサ抜き

B:特化カイリュー地震+神速耐え

D:テツノツツミのハイポン2耐え&イーユイの悪の波動2耐え&赫月ガチグマのブラッドムーン2耐え

A:HBハバタクカミをデカハンマーで高乱数1発

 

2期ぶりにイルカマンの引き先として復活。ランドロスの威嚇と組み合わせて剣舞ないパオジアンに後出しから仕事をこなす。しかし、今期激増した剣舞パオはイルカマン(ナイーブ)、ランドロスの前で躊躇なく剣舞されるのでつらら落としでひるまされるなど仕事遂行度は高いと言えず。2000まではランドロスコバルオンでパオジアンを見ていたが、眼鏡ハバタクカミなど特殊方面に薄く、相性補完がさらにいいデカヌチャンを入れた。

 

【選出】

基本選出:イルカマン→サケブシッポorデカヌチャン→トドロクツキ

受けループ:テツノドクガ→デカヌチャン→トドロクツキ

オオニューラ毒菱展開とキョジオーンとパオジアン:ランドロス→デカヌチャン→トドロクツキ

 

【結果】

剣舞パオが重すぎて2050付近から上がれず。前期からあまり変わり映えしないのでざっくりな構築記事です。イルカマンでただレート2000いくだけの奴。

 

以上です。簡素なので質問などあればお答えします。

【S13最終389位 レート2001】イルカマン軸3度目2000到達構築【ポケモンSVシングル】

イルカマン軸のパーティで3度目となるレート2000に到達

【パーティ一覧】

 

【順位】



 

 

【構築詳細】

Delfinator (Heldenform)

イルカマン@パンチグローブ

性格:意地っ張り

特性:マイティチェンジ

テラス:格闘

201(204)-233(252)-119(12)-113-118(4)-125(36)

ビルドアップ/挑発/ジェットパンチ/ドレインパンチ

 

調整意図

S:準速70属抜き

A:1積み闘テラスドレパンでH振り赫月ガチグマ確定

 

4期連続のエース(S12は順位伸びず)。最速いかさまダイスカイリューの増加により、準速カイリュー抜きから素早さを落とし耐久に振り分け。赫月ガチグマのブラッドムーン確定耐えで、ビルドアップ1積み後であれば、ノーマルテラスなら闘テラスドレパンで確定。毒テラあくびガチグマにはドレパン+ジェットパンチで大きく削り、後続のトドロクツキの起点とする。

 

Brüllschweif

サケブシッポ@メンタルハーブ

性格:臆病

特性:古代活性

テラス:はがね

219(244)-x-121(12)-85-135-179(252)

ステルスロック/電磁波/マジカルシャイン/アンコール

 

調整意図

S:最速。オーガポンなど110属抜き

 

最も安定するイルカマンの引き先①。無振りハバタクカミの状態異常たたりめを耐えるため、メンタルハーブを使って意地でも初手のハバタクカミに後出しから電磁波を入れたい。しかし、命中90%に加え自身が痺れる可能性を考えると分がいいとは言えず、何もできずに突破される可能性もあるため、新たな引き先役も探したがレギュレーションE使用可能の中では見つけられなかった。サーフゴーにはステルスロックだけ撒ければ仕事完了。最低限の仕事ができれば勝機はかなり大きくなる。

 

テツノドクガ@食べ残し

特性:クォークチャージ

性格:臆病

テラス:毒

177(172)-x-193(100)-164(28)-137(52)-165(156)

身代わり/アシッドボム/ヘドロウェーブ/炎の舞

 

調整意図

S:最速ウーラオス抜き

B:鉢巻カイリュー神速耐え

D:ハバタクカミのシャドボ2耐え

 

受けループ対策&低速受けサイクル&毒菱回収要員。ほぼすべての受けループから勝利をもたらす。相手は眼鏡テツノツツミかグライオンが初手の場合がほとんど。眼鏡ツツミには毒テラスを切り、水テラスドロポンあるいはこちらの草テラス読みフリーズドライを耐えヘドロウェーブで突破。グライオンには守るに合わせて身代わりを置くことで炎の舞連打で突破。それ以外には身代わりとアシッドボムで崩していく。隠密マント持ちドヒドイデもかなりの数がいたが、再生技を枯らしてTOD勝利できる。

 

Donnersichel

トドロクツキ@ブーストエナジー

性格:陽気

特性:古代活性

テラス:飛行

185(36)-196(156)-106(116)-x-122(4)-164(196)

龍の舞/身代わり/アクロバット/叩き落とす

 

調整意図

S:ウーラオス抜き

D:赫月ガチグマのブラッドムーン確定耐え。飛テラスで真空波まで耐え

B:身代わりが不一致イカサマ、無振りキョジオーンの塩漬け、無振りヘイラッシャのウェーブタックル確定耐え

 

最速オーガポンが環境から減ったため、攻撃に補正をかけ最速ウーラオス抜き。今季最も役割を遂行したのは、あくび赫月ガチグマ。まずは身代わりから入り、あくびであったら起点。ブラッドムーンで身代わりを壊された場合は、飛行テラスし続けて身代わりをすることであくびか大地の力を透かす。技構成次第では龍舞+身代わりを残して突破できる。他にはサケブシッポで電磁波を入れた相手のハバタクカミと電磁波持ちサーフゴーを前に身代わりを置き、電磁波を透かす。ヘイラッシャにも身代わりから入りあくび透かす。叩き落とす→アクロ×2で突破

 

 

キラフロル@ゴツゴツメット

特性:毒化粧

性格:図太い

テラス:龍

189(252)-x-156(252)-151(4)-102(4)-107(4)

パワージェム/ヘドロウェーブ/ステルスロック/こらえる

 

調整意図

S:補正なし連撃ウーラオスの水流連打耐え

 

選出誘導枠①。今期は上の4体を通すことを第一に考えたため、残り2体を選出誘導枠とした。初手に数少ない相手を呼ばなければ、かなり高い勝率を狙えると踏んだからである。勝率が著しく下がるのが初手電テラパオジアン。次点で電磁波ハバタクカミ。この2体との初手対面さえ避けることさえできればよかった。そのためだけの2枠にもかかわらず、機能しなかった。キラフロルは相手の初手パオジアンを抑制し、サーフゴーを誘導。しかし、電磁波ハバタクカミも呼んでしまい最適解とはならず。イルカマン入りの構築で最も難しいと感じるのが、相手の初手を誘導するか。その中でも相手の毒菱も抑制できるキラフロルは選出画面でやや効果を発揮した1体だった。

 

コノヨザル@隠密マント

特性:負けん気

性格:陽気

テラス:はがね

調整不明

 

ビルドアップ/挑発/ドレインパンチ/憤怒の拳

 

調整意図

なし

 

選出誘導②。パオジアンの初手を少しでも避けたく選出画面に入れたが効果があったかは疑わしかった。実際、電テラパオジアンはかなりの回数出された。キョジオーンはかなり選出抑制された印象だった。複数の選択肢を探ったが結果的にパオジアンとハバタクカミの初手抑制はできず、2枠を選出誘導に使うのではなく裏選出に使うべきだったかもしれない。

 

【選出】

基本選出:イルカマン→サケブシッポ→トドロクツキ

受けループ:テツノドクガ→サケブシッポ→トドロクツキ

 

 

【結果】

 

 イルカマン軸で3度目となる2000に到達。使用率ランクトップ10に頼らず2000には届いているが、その先が見えてこないのが現実。BIG6,7が強すぎるのか、トップ10以外で使える選択肢があまりにも少ないレギュレーションだった。ただ、イルカマン、サケブシッポ、トドロクツキ、テツノドクガ4体はバンビーさん主催のレギュレーションF仲間大会(2000人規模)でも8位(9勝1敗)でとなることができ、洗練された並びになったと思う。

 

以上です。簡素なので質問などあればお答えします。

【S11最終408位 レート2011】アンチBIG7 2期連続2000達成イルカ軸【ポケモンSVシングル】

2期連続イルカマン軸のパーティでレート2000に到達

【パーティ一覧】

【順位】

 

 

【構築詳細】

Delfinator (Heldenform)

イルカマン@パンチグローブ

性格:意地っ張り

特性:マイティチェンジ

テラス:格闘

193(140)-233(252)-119(12)-113-118(4)-133(100)

ビルドアップ/挑発/ジェットパンチ/ドレインパンチ

 

調整意図

S:準速カイリュー抜き

A:1積み闘テラスドレパンでH振り赫月ガチグマ確定

 

2期連続のエース。前期から準速イダイトウ抜きだったSを2伸ばし、準速カイリュー抜き。身代わりは鉄壁キョジオーンに突破されるので、挑発採用。赫月ガチグマへの打点として格闘テラス&ドレインパンチとした。終盤に毒、妖テラス赫月ガチグマが増えるまではノーマルテラスが多く、役割を果たせたが終盤は刺さりが悪く2100を目指せなかった。闘テラスによりパオジアン、悪ラオスへの安定。ドレパンの回復により食べ残しの必要性が薄く、パングロが効果的だった。挑発で受けサイクルを崩し、受けルではないヘイラッシャを強引に突破することもあった。

 

Brüllschweif

サケブシッポ@メンタルハーブ

性格:臆病

特性:古代活性

テラス:エスパー

219(244)-x-121(12)-85-135-179(252)

ステルスロック/電磁波/マジカルシャイン/アンコール

 

調整意図

S:最速。オーガポンなど110属抜き

 

イルカマンの引き先①。電磁波カミにさらに安定して展開するためとトドロクツキにブーストエナジーを持たせたかったためメンタルハーブに変更。調整も初手オーガポンの剣舞を後出しからアンコールするため、S最速とした。ハバタクカミに対しての展開は安定したが、初手パオジアンの剣舞や眼鏡カミには何も展開できずに落ちてしまうため、厳しい場面も。こだわり系で落とされた際はトドロクツキ、イルカマンで強引に起点とした。

 

Granforgita

デカヌチャン@ゴツゴツメット

特性:型破り

性格:腕白

テラス:飛行

191(244)-100(36)-121(100)-x-133(60)-123(168)

デカハンマー/電磁波/アンコール/ステルスロック

 

調整意図

S:準速キノガッサ抜き

B:特化カイリュー地震+神速耐え

D:テツノツツミのハイポン2耐え&イーユイの悪の波動2耐え&赫月ガチグマのブラッドムーン2耐え

A:HBハバタクカミをデカハンマーで高乱数1発

 

イルカマンの引き先②。前期は見せポケだったが、イルカマンの引き先として起用したところ効果的な活躍。ブースト電磁波ハバタクカミに強く、赫月ガチグマのブラッドムーンを耐えアンコールし、一旦後続に引かせるか悪あがきでHPを削る。イルカマンを出さない試合では初手としても起用できた。流行した悪テラスパオジアンにも安定。

 

Donnersichel

トドロクツキ@ブーストエナジー

性格:陽気

特性:古代活性

テラス:飛行

191(84)-189(236)-135-x-106-179(188)

龍の舞/身代わり/アクロバット/叩き落とす

 

調整意図

S:110属抜き

D:赫月ガチグマのブラッドムーン確定耐え。飛テラスで真空波まで耐え

B:不一致イカサマが身代わり確定耐え。無振りキョジオーンの塩漬け確定耐え

 

サケブシッポ、デカヌチャンが落とされた技を起点に舞う。サケブシッポはハバタクカミなどのゴースト技、デカヌチャンは地面技を誘うのでアンコールの補助を受ければ身代わりも残せる。受けループではないヘイラッシャに身代わりも有効ではたき落とすとアクロバットで大幅な削りを入れられる。後続から出てくる甘えるハバタクカミがやや重いが龍舞を1度積めていれば抜けることも結構あった。地震しか攻撃技がないカバルドンにめっぽう強い。

 

Skelokrok

ラウドボーン@厚底ブーツ

特性:天然

性格:図太い

テラス:水

209(236)-x-165(236)-130-95-89(20)

フレアソング/身代わり/なまける/ほえる

 

調整意図

S:4振りアーマアガ抜き

 

対受けル要員。デカヌチャンでステロ撒いて、ラウドボーンでテラス→身代わり→ほえるで勝利確定。デカヌチャンから交代する際にだけ慎重になれば、超低リスクで受けルにTOD勝利できる。毒菱展開にも出す場面あったが、オオニューラ以外のテツノドクガ、ドヒドイデ展開にはフレアソングだけでは突破できないため汎用性は低かった。Sラインをチオンジェン抜きまで振り、テラス妖の方がチオンジェン入りに出せる確率は上がりそう。

 

Phantoross

レイスポス@食べ残し

特性:黒い嘶き

性格:臆病

テラス:フェアリー

195(156)-x-112(252)-165-100-179(100)

瞑想/身代わり/ドレインキッス/シャドーボール

 

調整意図

S:110属抜き

B:できるだけ高く。キョジオーンの1段階上昇塩漬け確定耐え

 

鉄壁ボディプレキョジオーン対策。身代わりで起点とし、後続のオーガポンに上からアンコールされないSラインを確保。中盤まで活躍したが、終盤にはキョジオーンが減り選出機会が減少。ボディプレ型が減り、イルカマンやトドロクツキで突破できる個体も増えたため要検討枠となった。毒テラス以外のガチグマには瞑想とドレインキッスでギリギリ勝てる。後続にドレインキッスを入れて、最後まで突破することも稀にあった。

 

【選出】

基本選出:イルカマン→サケブシッポorデカヌチャン→トドロクツキ

受けループ:デカヌチャン→ラウドボーン

オオニューラ毒菱展開:デカヌチャン→ラウドボーン→トドロクツキ

キョジオーン:イルカマン→サケブシッポorデカヌチャン→レイスポス

 

【結果】

 イルカマン軸で2期連続2000に到達した一方で順位は伸びなかった。構築全体の完成度は見せポケが2体いた前期より上がったが、上位勢の毒、妖テラ赫月ガチグマに明確な答えを出せなかったのが大きな反省点。ただ今季もBIG7と言われる上位7体を入れず、トドロクツキの19位が最高だった構築で最低ラインに届いたのは良かった。前期課題だった受けルへの解答、ヘイラッシャへの解答をある程度出せたので、毒、妖テラ赫月ガチグマの解答も構築に入れられれば2100が見えたかもしれない。

 

以上です。簡素なので質問などあればお答えします。

【S10最終146位 レート2036】アンチBIG6 イルカ軸【ポケモンSVシングル】

レート2000に到達したイルカマン軸のパーティ

【パーティ一覧】

S10パーティ

【構築詳細】

Delfinator (Heldenform)

イルカマン@食べ残し

性格:意地っ張り

特性:マイティチェンジ

テラス:電気

197(172)-233(252)-117-113-117-131(84)

ビルドアップ/身代わり/ジェットパンチ/テラバースト

調整意図

火力重視のA特化

S準速イダイトウ抜き

残りHP

 

エース運用。ほぼ全ての試合で初手に出し、後続のサケブシッポに引く。流行する電磁波に刺さる電気テラスで、電磁波持ちのハバタクカミ、サーフゴー、カイリューを起点に1度ビルドを積む。また、ジバコイルをはじめとした電気タイプも起点。流行りの炎オーガポンには無振りならステロ込み1積みジェットパンチで確定1発、水技高火力を嫌って水テラスを切ってくれるポケモンが複数で刺さる場面が多かった。身代わりはキョジオーン対策。

Brüllschweif

サケブシッポ@ブーストエナジー

性格:臆病

特性:古代活性

テラス:エスパー

219(228)-x-144(196)-87(12)-144(68)-145(4)

ステルスロック/電磁波/マジカルシャイン/アンコール

調整意図

古代活性でS上昇

その上でHBD最大

オーガポンの蔦棍棒2耐え

眼鏡サーフゴーのシャドーボール耐え

 

イルカマンのお膳立て。どのハバタクカミにも電磁波を入れるために古代活性でSが上がるよう調整。引き先で起点を作る。カイリュー、オーガポン、パオジアンなどへのステロ。ハバタクカミなどへの電磁波、イルカマン、イイネイヌの起点になる技を縛るアンコール。ガブリアスカイリュー、パオジアンへの削りとなるマジカルシャイン。ブーストエナジー挑発ハバタクカミには何もできないが、デカヌチャンとイダイトウで初手出しを牽制。相手のステロ後のアンコールは読まれるので、ランドロスやディンルーが目の前でも引き先に刺さる電磁波を選択する。

Boninu

イイネイヌ@オボンの実

性格:意地っ張り

特性:番犬

テラス:フェアリー

195(252)-165(12)-135-x-106-131(244)

挑発/ビルドアップ/ドレインパンチ/叩き落とす

調整意図

準速イダイトウ抜き

H最大

残りA

 

吹き飛ばしディンルーを起点。イルカマンが瞬間火力を出せないため、ディンルーにはイルカマン引く→サケブシッポ起点作り→イイネイヌで積みの流れ。ほとんどのカイリューに上から挑発を入れる、ドヒドイデ&チオンジェンに挑発ビルドなど低速サイクルを破壊。イルカマンが重いゴリランダ―、草オーガポンもイイネイヌで対応する。テラス後にテツノツツミのフリーズドライによる抜群を嫌って水ではなくフェアリーテラス。

 

Salmagnis (männlich)

イダイトウ@スカーフ

特性:適応力

性格:陽気

テラス:フェアリー

195-164(252)-86(4)-x-95-143(252)

お墓参り/ウェーブタックル/クイックターン/テラバースト

調整意図

最速ドラパルト抜きの最速

火力重視のA特化

 

中盤、終盤のスイーパー。ステルスロック+お墓参りで広範囲、高火力を出せる。選出画面でハバタクカミなどを後ろに控えさせる圧。対策としてラストに出てくる悪ウーラオス、パオジアンにフェアリーテラバーストが刺さった。ステロ+スカーフはイダイトウミラーにも強い。

Granforgita

デカヌチャン@気合の襷

特性:型破り

性格:腕白

テラス:飛行

191(244)-95-121(100)-x-125-135-(164)

デカハンマー/電磁波/アンコール/ステルスロック

調整意図

最速キノガッサ抜き

特化カイリュー地震+神速耐え

 

見せポケ①。相手の初手ハバタクカミを嫌って選出画面の一番上に置くだけ。ごく稀にイイネイヌが刺さる相手に初手で起点作りし、イイネイヌ→イダイトウと繋ぐ。攻撃技はハバタクカミと対面した際や威力重視のデカハンマー。初手のサーフゴーに対しても型破りで強引に起点を作る。

 

Trikephalo

サザンドラ@ラムの実

特性:浮遊

性格:臆病

テラス:ゴースト

167-x-111(4)-177(252)-110-165(252)

悪巧み/ちょうはつ/ラスターカノン/あくのはどう

調整意図

特になし

受けループのラッキーの地球投げ対策でテラスゴースト

 

見せポケ②。受けループ要員で入れたが、受けループとほぼ当たらず。受けループに近い受けサイクルには出せず、出しても機能せず。1体で受けサイクルを見るのは無理がある。選出画面でサーフゴーへの圧となってほしかったが、効果は感じられなかった。

 

【選出】

基本選出:イルカマン→サケブシッポ→イダイトウ

ディンルー、カバの起点軸:イルカマン→サケブシッポ→イイネイヌ→イルカマン

イイネイヌ刺さりそう:デカヌチャン→イイネイヌ→イダイトウ

【結果】

最高順位18位で終盤はレート2000付近で安定していました。こだわりは上位トップ10に頼らない構築と最近は見なくなったイルカマン軸。パーティ内の使用率トップは14位のイダイトウでした。

課題は終盤の再戦で、選出画面から目立つパーティのためテラスや選出パターン、行動パターンが読まれてしまうこと。見せポケ2匹を枠でイルカマン軸に次ぐ軸を作ること理想でしたが、何度入れ替えてもしっくりこなくレート2100には及びませんでした。最も重い構築はヘイラッシャ入りで、電気テラバのイルカマンでは圧力をかけられずねむる入りはほぼ勝てず。割り切ってヘイラッシャ入り以外の構築に勝利を重ねていました。

 

以上です。簡素なので質問などあればお答えします。